「本山岬公園 くぐり岩 」 干潮時だけ姿を現す山陽小野田の絶景スポット

山陽小野田市の釣りや潮干狩りの人気スポット「本山岬公園」。

市の最南端にある公園で周防灘に突出するように海に面して

『くぐり岩』と呼ばれる奇岩が見られます。

「宇部to山陽小野田のパワースポット巡り」にて訪れました。

最寄りの長門本山駅からは距離があるため車で行くのがおすすめです。

『くぐり岩』へ行くなら、干潮のタイミングが必須。

さらに天気の良い日の日没が被るタイミングがおすすめです。

干潮はコチラでチェック

陽が沈むとあたりが真っ暗になるので完全に暗くなる前に引き返すのも重要です。

宇部方面から焼野海岸へ向かって県道354号線を走っていると、標識があります。

ここ「大須恵」交差点を左折します(焼野海岸から来られた人は右折)

道なりにしばらく真っすぐ行くと「本山岬公園」の看板が。

ここから一気に細い道になるのでゆっくり進みましょう。

駐車場。

表札が立っていました。

地質は砂岩層や礫岩層のため風波などの浸食で歳月と共に少しずつ形を変えてきました。昭和初期の頃までは岬とつながってたくぐり岩ですが、昭和10年頃崩れ落ち、今の岬とくぐり岩の形になりました。

約4000万年前の地層が露出し、浸食や風化を繰り返しながら、長い歳月をかけ形成された奇岩がそびえて立ち、中でも干潮時にしか近づくことができない「くぐり岩」を望む風景は訪れる人に感動を与えてくれます。

潮が満ちると帰れなくなる為、時間と周りを注意しながら過ごしましょう。

看板を歩いて進んでいきます。

降りると海が広がります!

右手に洞窟のような岩がみえます。

辺りは波の音が響きます。 

こちらをくぐると

「くぐり岩」が出現します。

満潮時にはここは海底です。

この辺り一帯では、2億5000年〜3億年前の地層が露出して風化・侵食を繰り返し形成された奇岩をたくさん見ることができます。

撮影はここまで。崩れる可能性もあるので、くぐり岩の下は歩かないようにしましょう。

くぐり岩から夕陽が見え、幻想的な光景。

海の音しかしない広い空間は、地球に立ってるという感覚がしました。

自然が作った『岩』は幻想的で「自然の力に圧倒される場所」です。

くぐり岩

山陽小野田市大字小野田字赤崎